どんどん薬に厳しくなっていて、しかも薬を偽証で隠した。
これからの人生で長い時間を掛けて罪を償って欲しい
(ロイターより)
陸上=M・ジョーンズ、TV番組で「うそに疲れた」
禁止薬物の使用をめぐる偽証罪で、メダルはく奪および6カ月の禁固刑を受けた米国の元陸上短距離選手マリオン・ジョーンズ被告(32)が16日、米トーク番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」に出演し、うそをついたままでいることはできないと判断し、ステロイド剤の使用を認めたと述べた。
ジョーンズは番組で「私が(昨年)10月5日に、世界に対してうそをついたのを認めたことに後悔していない」とコメント。その上で「誰でも過ちを犯すことを分かってもらいたい。人の品性は、過ちを認め、将来その過ちについてどのように対処していくかで決定付けられると思っている」と述べ、今後は過ちから学んだことを活かしていくと前向きな姿勢を見せた。
ホスト役のオプラ・ウィンフィリーに禁止薬物の使用を繰り返し否定した理由について聞かれると、「当時は自身や家族を守ることを選んでしまったが、その代償を大きく受けた」と語り、世界の人々や神に対してうそをつき続けることが精神的につらくなり、白状したことも明かした。